9月22日(土曜日) かなやま湖−夕張市鹿の谷−夕張郡栗山町−苫小牧
本日の走行距離:173km、累積走行距離:2,563km。
今日泊まっているのは「さんふらわあ・ふらの」
3年ぶりに来た「ラーチ」。驚いたのはネットに繋げられたこと。部屋に入って机の上を見たらLAN線が出てるじゃん!ビックリした。夕食時にボーイに聞いたらなんでもこの春からだとか。
このホテルには1997年から来てるけど、こういう環境面で遅れてたんだよね。当時は56kモデムで旭川のniftyアクセスポイントまでダイアルアップしたっけ。この数年はau.netで繋いでいたっけ。ま、だんだん整備されていくのは良いことだ。
今朝起きたのは7時。外の気温は16度まで下がってた。
(写真:左)部屋のテラスから。うっすらと霧もかかってた。
(写真:右)朝食後にレストラン前のテラスに出てみた。霧もすっかり晴れて青空が広がってた。
チェックアウトして金山湖畔に来てみた。湖に面した道路沿いの店が既に開いていた。そこでのソフト。
ここのカレーを出してる店の女性オーナーを機会があったら訪ねて欲しいと、森つべつの支配人夫婦から言われていたのでちょっと寄ってみた。森つべつの支配人夫婦が北海道への移住を決める前にいろいろと相談していた女性なんだとか。夫婦のことを話したらとても喜んでた。彼らが移住してきたことを今まで知らなかったらしい。最近スマホを買ってfbを始めたとのことだったので「森つべつ」のfbのことも話しておいた。きっと今頃ネットを介して連絡取り合ってるだろうなぁ。
さて今日は夕方までに苫小牧に行くだけ。事前に見たいところを2つピックアップしておいた。その1つ目は私が選んだ夕張鹿鳴館。
ここは北炭が大正2年に造った迎賓館でもあり社交場でもあった建物。労働者を搾取して炭鉱事業で大儲けしたカネをこういうものにつぎ込んでたんだね。天皇が行幸時に泊まった寝室や居間、使った洗面所、トイレ、風呂場まで展示公開されてた。
こんなランプもズラーッと展示されてた。何だか高そうだけど私の趣味じゃないなぁ。
さて次は事前に見たいところを2つピックアップしておいた、その2つ目は女房が選んだ小林酒造。
いやぁ〜大きな酒蔵だった。今までいくつか酒蔵を見学したことがあるけど、ここは敷地面積だけじゃなく展示物の規模でも破格だった。
「昔の甑倒しの祝宴風景」に展示されてた漆器類も凄かった。二代目は参議院議員でもあったようで、この地でこの小林っていうのは商人というより名士、名士というより豪族っていう感じがしたぞ。
さてここには敷地内に蕎麦屋もあればレストランもある。本当は蕎麦屋で蕎麦を手繰りながら日本酒ってのが良かったんだけど生憎と満席。20分も待たされるようだったので蔵のレストランに入った。そこで今日の昼飯。私はコロッケランチ。コロッケにも酒粕が入ってる。
苫小牧着は16時半。これが今晩の宿「さんふらわあ・ふらの」。出港は18時45分なのに17時までに搭乗手続きを済ませろと言われるのだ。
苫小牧を18時45分に出港し、大洗には14時に到着する予定。
乗船したのは17時半過ぎ。出港までまだ1時間以上もある。毎度のことながらデッキを散歩。ふと気がついた。そう言えば苫小牧ではいつも夕焼けだなと。もう何回も乗ってるけど、雨の中の出港ってのは今まで一度もなかったと思う。いつもこうして夕焼けに見送られてるな。
さよなら北海道!また来年。
<女房から一言>
今日も朝からいい天気。北海道に来る前の週間予報は雨や曇のマークばっかりだったのに、嬉しい大はずれ。昨日あたりから少し涼しくなってさわやかです。
苫小牧への途中で寄った栗山の小林酒造。去年函館で買った「北都随想」がおいしかったので、買えるかなと思ったら、あれは酒販店からの委託醸造みたいで、特約店でしか販売しないんだとか。売店の人が、「蔵にはあるけど、私達も特約店に行かないと買えないんです」って言ってました。残念。