10月13日(水曜日)

本日の走行距離:93km(累積走行距離:3,688km)


昨夜は酔っぱらって旅行記を更新する気にもなれず即寝。今朝になって更新したのはご存じの通り。ついでにふと「じゅんブログ」を覗いてみたらショッキングなタイトルが目に飛び込んで来た。何と!「さよなら鹿の子荘」だって!

鹿の子荘が今月末で閉館なんだって。ゲゲッ!知らなかった。ショックだなぁ。昨日も一昨日も近くまで行っててパスってた。知ってりゃ行ってたなぁ。今日の北見はぐずつき模様。天気は良ければ「金の湯」へでもと思ってたけど、こりゃ多少天気が悪くても「鹿の子荘」に行くしかない。北見最後の日にこの記事を見つけたのも何かのご縁だしね。

ってことでホテルを飛び出したのは12時過ぎ。北見の空は低い雲が垂れ込めてる。ピンポイント予報では雨は降りそうもないけど、でもどんよりした空でいつ降り出してきてもおかしくないって感じ。防寒装備はOK。この装備なら多少の雨でも平気なはず。鹿の子荘へのルートはこんな感じ

訓子府を抜け置戸に入った辺りから霧のような、霧雨のようなものになってきた。対向車はワイパー掛けてる。こんな雨(霧雨?霧?)が一番厄介だ。しっかりした雨なら流れるけれど、こんな雨はシールドにこびりついて前が見づらいったらありゃしない。防寒対策はしてきたので大丈夫だったけど手(指)が凍える。そのうち感覚がなくなってきた。

鹿の子荘到着は13時。
ホテルに帰ってきてから調べて見た。鹿の子荘に来るのは2007年9月19日以来、3年ぶりだった。
http://www.gahaha.com/personal/2007summer/20070919/20070919.html

玄関の明かりも消え、1Fの角の部屋には表からベニヤが打ち付けてある。
一瞬、えっ?もう廃業しちゃってるの?って思ったほどだ。
玄関に行ったら自動ドアが開いて、これでやっとまだやってるってのを実感した。
2度3度声を掛けたけど誰も出てこない。
4度目になって大きな声を出したらやっとオバチャンが出てきた。

立ち寄り入浴料400円を払いさっそく湯へ。懐かしい。調理場も、食堂も、2階に上がる階段も、脱衣場も、風呂も、以前のことがふぅーーっと思い出されてきた。

私以外に客は誰も居ない。ゆっくり1時間浸かって、これで最後になる鹿の子温泉を堪能してきた。

風呂上がり、飯は食えるのかと聞いたらオバチャン曰く「さっき女将さんが出掛けて行っちゃったので何も出来ない」とのこと。今晩は宿泊客がいるので料理の材料を取りに行っちゃったそうだ。やむなくお茶を飲みながらオバチャンとおしゃべり。

以前も来たことがあること、前回は宿泊もしたこと、たまたま今朝ここが今月いっぱいで終わると知って北見からバイクで飛んできたこと、私にとって今日が北見最終日だったので、ここが今月末で終わることを今朝知ることが出来てラッキーだったこと、などなどを話してお別れしてきた。

サヨナラ鹿の子温泉。サヨナラ鹿の子荘。

すぐ近くに「置戸勝山温泉・ゆうゆ」という大きな温泉施設が出来て寂れちゃったんだろうなぁ、きっと。
ま、確かに湯は悪くないが、この施設・設備じゃ自然淘汰されちゃうんだろうね。

さて、北見最後の夜は「海ぼうず」と「美里」で〆てきた。長かったような短かったような1ヶ月半。でもやっぱり短かったかな?

サヨナラ北見。また来年!