9月22日 養老牛−(道道885・R243・道道13)−標茶−(道道14)−厚岸−(道道142)−釧路−(R38)−浦幌−(R336・道道881)−晩成

本日の走行距離276km/累積走行距離2,258km

今晩泊まっているのはここ、晩成温泉「原生花園」


今日は今回の旅行のメインイベント、知方学(チッポマナイ)訪問です。朝10時に養老牛を出発し、一路太平洋岸に向かいました。

11時過ぎに太平洋岸の町、厚岸(アッケシ)に到着!ここに来るのは3回目です。駅舎をぐるっと迂回して線路に入り、そこからプラットホームに上がり、そして改札から待合室に入りました。(^^;)

厚岸と言えば牡蠣です。駅前にある氏家待合所の「かきめし弁当」は特に有名です。

とうとう今回のメインイベント、知方学にやってきました。厚岸からはカーナビが頼りでした。

(左)とりあえず「釧路町立・知方学小学校」に到着。2001年に開校100周年を迎えたという小学校です。アメダスの観測ポイントを捜ししばらく周囲をウロチョロしましたが、なかなか見つける事が出来ません。学校の先生なら知っているかも・・、ということで意を決して小学校のインターフォンを押しました。出てきた先生に訳を話して場所を聞いたらニコッと笑い、指さした先にありました!

(右)これが「知方学のアメダス観測ポイント」だっ!

(左)校庭の端にすっくと立っていました。

(右)「知方学地方気象観測所(アメダス)」の文字がハッキリと。

ところで、尾幌から昆布森を経由して釧路へ繋がる道道142号線沿いには難読地名が続きます。ところどころにフクロウの看板が立っていて、その地名の「読み」と「由来」が紹介されています。

(左)老者舞(オシャマップ):川尻に倉のような岩のある所。

(右)知方学(チッポマナイ):河口に魚がたくさん集まる川。

(左)浦雲泊(ポントマリ):小さな港=あまり重要でない入り江。

(右)十町瀬(トマチセ):エゾサンゴサクが広く群生している所。

(左)18時半に今晩の宿、晩成温泉「原生花園」に到着。日本で有数のヨード成分が高濃度含まれる温泉です。(右)大浴場。

部屋にある電話はモジュラージャック式じゃありません。MOVAは繋がりますがFOMAやPHSは圏外です。つまり今晩はネット難民ということです。(^^;)

ところで、今日撮った写真は合計で109枚。そのうち知方学だけで49枚。興奮してついついシャッターを押しすぎたようです。(^^;)

<女房から一言>

知方学って、全国低温ベスト20で我が家では馴染み深い地名でしたが、ついに現地を訪れる事ができました。のぢぢはアメダスの観測ポイントに大喜びで写真撮りまくり・・・。そのあとも、知方学のある尻羽岬から晩成温泉まではかなりの距離があるので急いで行かなくちゃと思っていたのに、難読地名の看板を見つけるたびにのぢぢが写真を撮るので、ずいぶん時間がかかってしまいました。結局宿に着いたのは陽が落ちてから。せっかく太平洋が見えるお風呂なのに、窓の向こうは真っ暗でした。しかしこの「晩成温泉原生花園」、もろ研修施設って感じです。去年も泊まったのぢぢの話を聞いて予備知識があったからさほど驚きはしませんでしたが、昨日の養老牛「だいいち」とは雲泥の差です。温泉はいいんですけどね・・・。フロントの人の「温泉しか自慢するものはありません」という言葉に思わず深くうなずいてしまいました。