9月23日 根室−厚床−別海−弟子屈−足寄−鹿追−トムラウシ(本日の走行距離327km・累積走行距離2,307km)

今晩泊まっているのはここ


結局昨晩は窓を開けたまま寝ましたが、それでも明け方に暑くて一度目が覚めました。このホテル暑すぎです。ところで、朝、窓を開けたら昨日の雨がウソのように青空が広がっていました。

根室には何度も来ていますが、この町で青空を見たのは初めてです。うれしくなってホテルの部屋(6階)から根室港方面を撮ってみました。下の道はR44。この道を右に行けば納沙布岬に出ます。

足寄に到着。ここは北海道ちほく高原鉄道(いわゆる、ふるさと銀河線)足寄駅と、道の駅が同じ建物に一緒になっています。左の写真の塔にも登りました。7階部分に展望室のあるこの塔の名前は、何とっ!「千春ありが塔」というのです。思わず腰が砕けそうになりました。

(左)待合室はこんな感じ。 (右)ふるさと銀河線・足寄駅のホームです。

足寄といえば、松山千春です。駅ビルの2階は全て松山千春コーナーになっていました。観光客も結構来ていました。

「千春ありが塔」を後にして車で約5分、R241沿いに「足寄動物化石博物館」があります。モダンな建造物です。

束柱類と鯨類が展示されています。束柱類とは、柱を束にしたような独特の形をした臼歯を持つ仲間だそうで、左の写真のアショロアは、1976年に足寄町で発見された束柱類最古(2,800万年前)の動物だそうです。 (右)現生のハクジラ、ツチクジラとマッコウクジラの標本です。

(左)今晩の宿、トムラウシ温泉/国民宿舎・東大雪荘です。最後の分岐「新得町岩松」から41km(しかも最後の10kmは未舗装路)山奥にありますが観光バスも来ています。これとは別に日帰り客も多そうで、こんなところに何故?と思うくらい賑わっています。 (右)ロビーはこんな感じ。夕食時に食堂でお膳の数を数えたら、優に70を超えていました。

で、大浴場はこんな感じ。広い!広い!こんな広い温泉の浴場は初めてです。この外に露天風呂もありますが、ほぼ真っ暗なので写真が撮れません。

湯上がりにロビーで女房が出てくるのを待っていたら、外から何人も帰ってきます。皆、星空を見に行っていたようです。その中の一人は星座早見表まで持っていましたが、皆口々に寒い寒いと連発していました。我々も早速着替えて観望してきましたが、寒いっ!ちょっとネットで調べてみたら、近郊の糠平も幾寅も美瑛も、皆6℃ぐらいになっています(23時現在)。しかもここはトムラウシ登山口という場所ですから、気温はもっと下がっているはずです。寒いわけです。今日は窓締めて寝ることにします。肝心の星ですが、国民宿舎の明かりや駐車場の明かりが強くて条件は良くありません。天の川がうっすらと見えるくらいです。十勝岳温泉での方がずっとよく見えました。

<女房から一言>

今回の旅行で初めて気持ちのいい晴れの一日でした。日中は暑いくらいでしたが、トムラウシ温泉の夜は寒い!!吐く息が白いです。外に出てしばらく空を眺めていたら、天の川のあたりに大きな流れ星。久しぶりに流れ星を見ました。夏休みも残りわずか。明日も晴れるといいんですけど・・。