9月15日 函館−長万部−ニセコ−倶知安−余市−小樽(本日の走行距離251km・累積走行距離1,003km)

今晩泊まっているのはここ


ホテルは9時半にチェックアウトしました。今日はR5で小樽へ向かいます。空は真っ青。でも空気が冷たい!10分も走らないうちに指先が痺れてきます。ブーツを履いているので膝から下はOKですが、膝と太股が冷たくなります。風を受けて上半身も冷えてきます。唯一の救いはタンクバッグが風を遮り、腹が冷えないことでしょうか。

10時過ぎには森町の道の駅「YOU・遊・もり」に到着。ここに来たら「イカめし」です。と言うより、イカめしを喰いたくてここに立ち寄ったのです。ということで今日の朝飯はイカめしです。

ニセコが近づくと羊蹄山が姿を現します。道路は真っ直ぐ一直線。バイクを停めてカメラに納めました。アップダウンはあるものの、真っ直ぐな道が続きます。まるでジェットコースターのようです。

ニセコの道の駅「ニセコ・ビュープラザ」に到着。羊蹄山が眼前に迫ります。だいぶ暖かくなってきたので、この旅行初めてのソフトクリームに挑戦!日差しと風が強いので一気に溶けていきます。こちらもそれを上回る速さで一気食いです。

余市に到着。余市には何度か来ていますが、ニッカウヰスキーの工場見学は初めてです。実は前から一度来てみたかったんです。入口で住所と氏名を書かされますが、入場料は無料でした。自由見学とガイド付き見学があり、ガイド付き見学はあと10分ほどで始まるとか。当然待つことにしました。

(左)待合室はこんな感じ。結構な数の人たちがここで待っていました。バスガイドチックな「お姉ちゃん」に案内されて見学スタート!(右)蒸留棟です。

(左)1号貯蔵庫内部でガイド中。(右)小窓から日の光が差し込み(演出?)とても素敵なショットでした。

試飲開場に案内されました。でも私はバイク。何だかとても損をした気分です。ガイドによる案内は全行程でも30分程度でしたが、次回は是非もっとゆっくり(試飲も!)来てみたいものです。敷地も広大ですし、博物館などをゆっくり見れば半日ぐらいは優にかかるでしょう。

小樽には18時過ぎに到着。シャワーを浴びてから晩飯に出掛けましたが、今日は既に行くところを決めています。ニッカウヰスキー工場で知り合った中年ライダーに、「なると」という店の「鶏定食」教えられました。(左)「なると」です。「若鳥」と「寿司」です。何だかちょっといかがわしいでしょ?でも店に入ってみてビックリ!満員なんです。カウンターなら空いているというので、何とか待たずに座れました。(右)これがその「若鳥定食」(1100円)です。教えられていたとおり、鶏の半身が出てきます。事前に分かってはいても、でも実際に目の前に出てくると一体どこからどのように手をつけたらいいのか悩みます。それに手づかみにしようと思ってもアツアツで持てないので、解すまでに時間がかかります。

(右)解し中。味付けは塩とコショウだけとのことです。至ってシンプルです。隣の女性は連れの男性に『これにはソースをかけるの!』と言っていたので私もトライしましたが、なかなかd(-_^)good!!でした。(左)完食!この店では(食事だけでなくお土産として買っていく人もいるので)来店したお客さんの8〜9割がこの鶏を注文するとか。驚きです。「一心太助」で安くて美味しい魚介類も良いけど、こういうガイドブックにも載っていない店の情報は口コミしかありません。そう意味では、バイクで来たからこそ経験できた小樽の味と言えるでしょう。